7月15日の朝。
朝刊を取りに表へ出た。
なにか、違和感。。。
いつもなら、餌の催促で水を鳴らす金魚達。
その水音が聞こえない。
飼育している睡蓮鉢をのぞき込むと、
そこは、もぬけの殻。
母親が可愛がっていた金魚、総勢18匹が盗まれていた。
近所では、細々したものの窃盗事件が多い。
今回も、警察に通報しておく。
一応、家に来て、現場検証モドキな事をしてくれたが、
結局は、何もしてくれないだろうがね。
気分転換の為、十兵衛で走りに出る事にした。
三連休の最終日。
最寄りの高速インター周辺の渋滞を避けるのに、
いつもと違う場所から高速へ。
料金所をくぐり、徐々に速度をのせていく。
いつも使っているインターが近づくころ。
前方に、何かを発見。
何かを犬と認識すると同時に、フルブレーキング。
犬と、インターとの距離は。大体、100mくらい。
計算したわけではないが、ちょうど、その中間くらいに十兵衛は止まった。
さて、どうしよう。。。
考えがあって止まったわけではない。
犬は、止まった十兵衛と私に動じる事無く近づいてくる。
変に刺激して、車道側に逃げられては、この上ない、BADEND。
考えろ、俺!!
うだる暑さの中、脳みそフル回転状態。
いや、助けるしかないだろ。
結論が出たと同時に、、、
「どうしました?」
と、声が聞こえた。
近くのインターから、赤旗を大きく振りながら係員が歩いてきていた。
犬を刺激したくないので、旗振りをやめるように伝える。
犬との距離、その時、10mを切ったくらい。
この状況でも、犬は近づいてくる。
車道側に出ないでくれと祈っていると、犬はバイクの陰で歩みを止めた。
犬が歩みを止めたのは、遮音壁とバイクの間。
ポジション的に、前側に係員、後方に私。
ちょうど、挟み込んだ状態になった。
この状況を利用して、犬に近づこうとする係員。
けれど、私はその動きを制止した。
十兵衛はオンロードバイクだけれど、デザイン的にはトレールバイクのそれである。
エンジンと地面との間が、大きく空いているのだ。
そこから逃げられるのを警戒した。
人手が欲しいと思っていると、高速警邏隊のお巡りさんが登場。
「どうしました?」と、走ってくるお巡りさんを制止。
状況を説明し、私のいたポジションにきてもらい、
私はバイクの側面(車道側)に移動し座り込む。
犬を確認すると、炎天下、照り返しのきついアスファルトの上を、
長時間、歩いて来たのだろう。
口の周りに、粘っこい泡にも似た唾液がいっぱい。
脱水症状、一歩手前。
急がなきゃ。
そう思うのだけれど、ここまできて失敗はできない。
犬にしゃべりかけ、とにかく安心してもらう事を最優先。
どれくらい時間がたったろう。
(実際は、10分ほど)
犬が油断した隙に、首根っこを押さえこみ、即座に抱き上げる。
捕獲成功。
この状況、犬も遺失物扱いとなるので、高速警邏隊のお巡りさんに、後を託します。
当然、飼い主が見つからなかった場合、私が引き取る旨を伝えて。
お巡りさんが、去った後、
緊張の糸が切れた私は、しばらく身動き取れず、その場に崩れ落ちるのでした。。。
さて、その後。
翌日には、飼い主も見つかりました。
引き取る気満々だったので、些か、寂しい気持ちもありますが、
脱水症状で亡くなる事もなく、また、ミンチになる事もなく、
命がつながったので、ヨシとします。
最後に一言。
わんこの飼い主!
気、抜いてんじゃねーよ!!
バカヤロー!!!
朝刊を取りに表へ出た。
なにか、違和感。。。
いつもなら、餌の催促で水を鳴らす金魚達。
その水音が聞こえない。
飼育している睡蓮鉢をのぞき込むと、
そこは、もぬけの殻。
母親が可愛がっていた金魚、総勢18匹が盗まれていた。
近所では、細々したものの窃盗事件が多い。
今回も、警察に通報しておく。
一応、家に来て、現場検証モドキな事をしてくれたが、
結局は、何もしてくれないだろうがね。
気分転換の為、十兵衛で走りに出る事にした。
三連休の最終日。
最寄りの高速インター周辺の渋滞を避けるのに、
いつもと違う場所から高速へ。
料金所をくぐり、徐々に速度をのせていく。
いつも使っているインターが近づくころ。
前方に、何かを発見。
何かを犬と認識すると同時に、フルブレーキング。
犬と、インターとの距離は。大体、100mくらい。
計算したわけではないが、ちょうど、その中間くらいに十兵衛は止まった。
さて、どうしよう。。。
考えがあって止まったわけではない。
犬は、止まった十兵衛と私に動じる事無く近づいてくる。
変に刺激して、車道側に逃げられては、この上ない、BADEND。
考えろ、俺!!
うだる暑さの中、脳みそフル回転状態。
いや、助けるしかないだろ。
結論が出たと同時に、、、
「どうしました?」
と、声が聞こえた。
近くのインターから、赤旗を大きく振りながら係員が歩いてきていた。
犬を刺激したくないので、旗振りをやめるように伝える。
犬との距離、その時、10mを切ったくらい。
この状況でも、犬は近づいてくる。
車道側に出ないでくれと祈っていると、犬はバイクの陰で歩みを止めた。
犬が歩みを止めたのは、遮音壁とバイクの間。
ポジション的に、前側に係員、後方に私。
ちょうど、挟み込んだ状態になった。
この状況を利用して、犬に近づこうとする係員。
けれど、私はその動きを制止した。
十兵衛はオンロードバイクだけれど、デザイン的にはトレールバイクのそれである。
エンジンと地面との間が、大きく空いているのだ。
そこから逃げられるのを警戒した。
人手が欲しいと思っていると、高速警邏隊のお巡りさんが登場。
「どうしました?」と、走ってくるお巡りさんを制止。
状況を説明し、私のいたポジションにきてもらい、
私はバイクの側面(車道側)に移動し座り込む。
犬を確認すると、炎天下、照り返しのきついアスファルトの上を、
長時間、歩いて来たのだろう。
口の周りに、粘っこい泡にも似た唾液がいっぱい。
脱水症状、一歩手前。
急がなきゃ。
そう思うのだけれど、ここまできて失敗はできない。
犬にしゃべりかけ、とにかく安心してもらう事を最優先。
どれくらい時間がたったろう。
(実際は、10分ほど)
犬が油断した隙に、首根っこを押さえこみ、即座に抱き上げる。
捕獲成功。
この状況、犬も遺失物扱いとなるので、高速警邏隊のお巡りさんに、後を託します。
当然、飼い主が見つからなかった場合、私が引き取る旨を伝えて。
お巡りさんが、去った後、
緊張の糸が切れた私は、しばらく身動き取れず、その場に崩れ落ちるのでした。。。
さて、その後。
翌日には、飼い主も見つかりました。
引き取る気満々だったので、些か、寂しい気持ちもありますが、
脱水症状で亡くなる事もなく、また、ミンチになる事もなく、
命がつながったので、ヨシとします。
最後に一言。
わんこの飼い主!
気、抜いてんじゃねーよ!!
バカヤロー!!!
PR
Comment
Trackback
Comment form