流離人と、二匹のわんこ

世間が、盆休みに入って、レジャーだなんだと楽しんでいる頃。
私は、当然の様に、仕事に明け暮れていた。

そんなある日。。。

夜中。
家人が寝静まった頃。

ガチャガチャと、ドアノブを回す者が居たそうだ。
私の雰囲気とは違う事を察した、天と、白。
凄い剣幕で吠え立て、不審者を退散させたそうだ。

こういう事は、前暴れん坊のノンの時にもあった。
その話を聞いた時、ノンが、ちびごんズと協力して、
家を護ってくれたんだなぁと、なんの疑問もなく思えた。


ありがとね。ちびごんズ。


そして、今でも、大事な家族だよ。ノン。。。

[1回]

今日は、カミナリ、鳴る様な気がするでし。
さっさと、準備するでしよ。

これで、安心ですから。


カミナリが鳴る、一時間も前から、そわそわしだした天さん。
ちびごんズの目線でと、小さな踏み台に腰掛けていたのだけれど、
その踏み台と、私の足の間に潜り込む。

いやいや。
成長した君の体には、そうとう、狭いと思うよ？

[1回]

（うるうる天さん）

うるうる。
こんな可愛いボクを置いといて、
お仕事、いくですか？。

いや、この眼をされると、
出勤するのにですら、凄い罪悪感が。。。

[1回]

最近、雷がよく、鳴ってます。
天さんは、雷がなると、とりあえず、狭いところに隠れます。
が、白さんは、あまり気にならないご様子。

それでも、、、
ジャレ遊びが過ぎて、天さんに一喝されると、
とぼとぼと、私の足元へ。


（怒られちゃったと、ちょっとションボリな白さん）

[1回]

今夜の仕事の為に、
そろそろ、寝なきゃならんのですが。。。



まあ、寝床は、御覧の通り。

さて、寝床争奪戦開戦です。

[1回]